アイビーペットクリニックでは各種健康検査を受け付けています。

当院で行うことのできる健康診断は以下の通りです。

身体検査

身体検査は最も基本的で安価にできる検査であるものの、病気を見つけるためには最も大切な検査です。アイビーペットクリニックでは、毎回の診察時には必ず以下のような身体検査を無料で行います(診察料・再診料に含まれていますが暴れるペットでは難しいことがあります)。

体重測定

単に体重を測定するだけでなく、痩せているのか太っているのかや、体重の推移から、体に異変が起きていないかどうかを推測します。毎回体重を測り、電子カルテに記録することで体重の増減がわかるため、よりよい健康管理を行うことができます。

検温

動物では直腸温を調べるため、肛門から体温計を入れて体温を測定します。犬と猫の平熱は38℃~39℃と言われており、ヒトに比べると高いです。

体温の異常には高体温と低体温があり、以下のような原因が考えられます。

● 高体温:炎症・感染・熱中症・興奮・緊張など
● 低体温:低血糖・ホルモン疾患・衰弱など

基礎体温はその子その子で多少個体差があるため、体温も毎回行い記録することで、同じ体温でもその子にとって正常なのか異常なのかの判断をすることができます。

聴診

聴診器を使って心臓や肺の音を聞き、異常を調べる検査です。

聴診は心臓の病気を見つけるうえでは欠かせない検査です。特に中年以降の小型犬では弁膜症(べんまくしょう)と呼ばれる心臓の病気が多くなりますので、絶対に必要な検査です。

その他にも、先天性心疾患や肥大型心筋症、フィラリア症、肺炎や肺水腫などでも心音や肺音に異常が出てくることがあります。

また、心拍数や心拍のリズムの異常も聴診によってわかります。心臓や肺の病気では、聴診以外に異常が出てこないこともあるので、聴診も病気の有無を調べるためには重要な身体検査です。

視診

視診も動物の情報を教えてくれる大切な身体検査です。視診でチェックする主な項目です。

● 舌の色:貧血や低血圧では白っぽくなり、低酸素では紫っぽくなります。
● 白目の色:黄疸があると黄色っぽくなります。
● 眼:白内障や結膜炎、神経の異常などがわかります。
● 耳:外耳炎の有無
● 口:歯石や歯周病、口腔内腫瘍の有無
● 皮膚:皮膚病や皮膚腫瘍、紫斑や紅斑の有無
● 歩き方:関節疾患や脊椎/脊椎疾患の有無

触診

触診は、体を触ることで眼に見えない部分の異常を調べる検査です。

● 皮膚:被毛に覆われた動物では視診でわからない異常が皮膚に存在することがあります。全身をくまなく触ることで、皮膚の腫瘍や痛みがある場所がないかどうかをチェックします。
● 腹腔内:お腹の中の眼に見えない部分を触って確認します。腹腔内腫瘤や腹部の痛み、腹部の張り、消化管内異物、便秘の有無などがわかることがあります。
● 関節:関節を押したり曲げ伸ばしすることで、関節の動きの異常や痛みを見つけます。

血液検査

1ml程度の血液を採ることで、各種血液成分の異常がないかどうかを調べます。血液検査は院内検査と外部検査があります。

院内検査

院内検査は、院内の検査機器(セルタック・フジドライケム・各種検査キット)により、以下のようなことがわかります。検査項目にもよりますが、数分から30分程度で結果がわかります。

貧血・炎症(白血球/CRP)・糖尿病・肝臓病・腎臓病・膵臓疾患など

院内でできる血液検査項目について詳しく知りたい方はこちら

外部検査

採血した血液を外部の検査センターに送ることで、より詳しい特殊な検査を行うことができます。また、緊急性がない場合には、各種血液検査を外部センターに委託することでお得に健康診断を行うことができます。

外部検査でわかるのは、心臓の病気や各種アレルギー、腫瘍の有無などです。

詳しく知りたい方はこちら

糞便検査

糞便を顕微鏡で観察することで、寄生虫の有無や腸内細菌の異常を調べます。いまだにペットの消化管内寄生虫症は非常に多いです。特に新しく来たペットや、便の調子が悪い子には必要な検査です。

糞便検査には、院内で顕微鏡を見る検鏡(けんきょう)だけでなく、外部検査機関に送る遺伝子検査などもあります。遺伝子検査でないとわからない病気のありますので、「動物病院にかかったけれど下痢の原因がわからなかった」というわんちゃん・猫ちゃんの飼主さんはぜひご相談ください。

尿検査

尿検査も全身状態の把握のためには非常に重要な検査です。家で取った尿を持ってきてもらっても検査できますし、院内で採取することもできます。採尿容器は無料でお渡しすることができますので、必要があればおっしゃってください。尿検査にはいくつかの検査方法があります、

尿試験紙による検査

尿検査専用の試験紙を使って、尿成分を調べていきます。

尿に血液やタンパク、糖分などが出ていないかどうか、尿のpHに異常がないかどうかを調べます。

顕微鏡による尿の検鏡

尿を遠心し、下に溜まった成分を顕微鏡で見ます。

検鏡でわかることは、結晶(膀胱結石の成分)、細菌、出血、腫瘍細胞の有無などです。

比重

尿の比重は、尿の濃さの指標となります。腎臓の機能がしっかりしていると、動物は濃い尿をしますが、腎機能が落ちてくると薄い尿をするようになり、尿比重が低下します。

外部検査

さらに詳しい尿検査をしたいときは、尿を外部の検査センターに送ることもあります。

外部検査では、初期の腎臓病の検出や腎臓薬の薬の選択、ホルモン疾患の有無、腫瘍細胞の有無などを調べることができます。

レントゲン検査

レントゲン検査は、全身に異常がないかを見る画像検査の代表です。レントゲン検査には、以下のように強い面と弱い面がありますが、異常の有無の検査のためには、とても有用な検査方法です。

レントゲン検査の強み

● 短時間で検査ができる
● 動物へのストレスが少ない
● 全身の広い範囲を客観的に評価できる
● 骨の異常がわかりやすい

レントゲン検査の弱み

● 放射線への暴露がある(通常撮るくらいのレントゲンであれば体への害はないと考えられています)
● 臓器の内部構造や動きはわからない
● 暴れるペットでは実施できないこともある(鎮静が必要になることも)

超音波検査

超音波検査もレントゲン検査に並んだ画像検査の代表です。超音波検査にも強い面と弱い面があるので、状況によってレントゲン検査と組み合わせたり、超音波検査単独で行うことがあります。

超音波検査の強み

● 臓器の内部構造や動き、血流の異常などがわかる
● 被曝がない
● 細かい異常の検出ができる

超音波検査の弱み

● レントゲン検査に比べ時間がかかるため、ストレスがかかることがある
● 客観的な評価が難しい
● 暴れる子には実施できない(もしくは鎮静が必要)

わんわんドック・にゃんにゃんドック

わんわんドック・にゃんにゃんドックは、上記のような健康診断を組み合1日コースの健康診断です。基本的には事前予約が必要で、午前中の間に預けていただき、午後にお迎えに来ていただきます。結果は後日郵送もしくは来院いただき、ご説明させていただきます。

わんわんドック・にゃんにゃんドックを受けていただくメリットは

● 体の奥に隠れた異常を、さまざまな検査を組み合わせることで総合的に検出できる
● 事前予約で時間を取って検査することで、待ち時間を作らず、じっくり異常がないかどうかの検査ができる
● 個別に検査をするよりも費用が非常に安くなる

わんわんドック・にゃんにゃんドックにはいくつかのコースがあります。年齢やペットの体調に合わせ、一番有効なコースを選んでください。

シニア犬コース

7歳以上(大型犬は5歳以上)のわんちゃんにおすすめのコースです。超音波検査もセットにすることが可能です。

身体検査・糞便検査・尿検査・血液検査(ホルモン検査を含む)・レントゲン検査・血圧検査

シニア猫コース

7歳以上の猫ちゃんにおすすめのコースです。超音波検査もセットにすることができます。

身体検査・糞便検査・尿検査・血液検査(ホルモン検査を含む)・レントゲン検査・血圧検査

通常コース

特に気になることはないけれど、一度全身を見ておいてもらいたいという人におすすめのお手軽コースです。

身体検査・糞便検査・尿検査・血液検査・レントゲン検査

全身コース

一般的な健康診断をセットで行うことで、より詳しい身体の状態のチェックをします。体調に不安のあるわんちゃん・猫ちゃんはもちろん、しっかり検査をしておきたい飼い主さんにおすすめのコースです。

身体検査・糞便検査・尿検査・血液検査・レントゲン検査・血圧検査・超音波検査

泌尿器コース

腎不全などの泌尿器疾患が心配な飼い主さんにおすすめの検査です。特に猫では若いうちから腎臓病が発症することがあり、早期発見・早期治療により悪化の予防ができることもあります。

身体検査・尿検査(外部検査を含む)・血液検査・超音波検査

画像検査コース

血液検査はしたことがあるけれど、レントゲンや超音波などの画像診断を行ったことがない人におすすめです。

レントゲン検査・超音波検査

詳しくはお電話もしくは院内パンフレットにて

わんわんドッグ・にゃんにゃんドッグの費用など詳しいお話は、お電話で問い合わせていただくか、院内パンフレットを参考にしてください。