ゴールデンウィーク中に注意すべきこと

今年のゴールデンウィークは、長い人では9連休だそうです。動物病院でそこまで長い休みを取るところは少ないですが、やはり祝日は休みになってしまうことも多いです。今回は、ゴールデンウィークに体調を崩さないために注意したいことと、体調を崩してしまった時にできることを考えてみましょう。

ゴールデンウィークの注意点

ゴールデンウィークに体調不良を起こすペットは多いです。まずは、愛犬・愛猫が体調を崩さないための注意点を考えてみましょう。

お出かけの注意点

ゴールデンウィークでお出かけをする場合には、以下のような点に気を付けましょう。

遠距離移動

ゴールデンウィークには、ペットと一緒に旅行など遠出をする家族も多いようです。

車などでの遠距離移動は、ほとんど負担にならない犬と、大きな負担になる犬とに分かれます。何ともない子であればいいのですが、負担になる子では、出先や家に帰ってきてから、下痢や血便、嘔吐、食欲不振、血尿など体調不良を起こすことがあります。

遠距離移動をする場合には、以下のような点を守りましょう。

  • 1~2時間おきに休憩し、車の外で気分転換させる
  • 休憩時に水分補給もする
  • 犬のケージなどが揺れないようにできるだけ安全運転を行う
  • 怖がりな子には、ちょこちょこ声をかけてあげる
  • 音におびえてしまう場合には、ケージにタオルをかけておく
  • 車酔いをする犬には、動物病院に酔い止めを処方しておいてもらう

暑さ

お昼に公園などに行く場合には、熱中症になってしまうこともあり、暑さ対策も必要です。以下の点に気を付けましょう。

  • いつでも水分補給ができるよう、犬の飲み水を持ち歩く
  • 小型犬や足の短い犬では極力アスファルトの上を歩かせない(アスファルトに近い場所は非常に高温になります)
  • 息が上がっている場合には、適度に休憩させる(日陰で風通しの良い場所。場合によっては冷房の効いた室内)
  • 興奮しやすい犬は、できるだけ早く落ち着かせる

長時間の留守番の注意点

長時間の留守番をさせる場合には以下のような点に注意をしてください。

  • ウェットフードを置いて行かない(すぐに食べない子には必ずドライフードを)
  • お水は2~3カ所に(こぼしてしまっても大丈夫なように)
  • 部屋が暑くなる可能性があるのであればきつくなりすぎない程度に冷房や除湿を

また、犬と猫では、留守番の考え方が少し違います。

犬の場合

犬の場合は、留守番は長くても日帰りでのお出かけにしておいた方がいいでしょう。1泊以上のお出かけになる場合には、一緒に連れていくか、ホテルや知り合いに預けられることをおすすめします。

また、犬はねこに比べ暑さに弱いので、空気がこもりやすいお家の場合には、5月でも暑くなりすぎないよう冷房や除湿などをかけておいてもらう方がいいでしょう。

猫の場合

猫は環境が変わることに対するストレスが大きいため、24時間以上の留守番になるのであれば、ホテルなどに預けるよりも知り合いやペットシッターの人にお世話をお願いしておくことをおすすめいたします。猫を一緒に旅行に連れて行くことはおすすめできません。

また、猫は暑さに比較的強いですが、5月でも部屋の中が30℃を越えるような場合には、冷房や除湿を考える必要があるかもしれません。

知り合いが家に来る場合の注意点

ゴールデンウィークはお出かけばかりではなく、色々な人が家に来る機会もあります。その際にも、ペットが体調を崩したり思わぬ事故が起きてしまうことがあります。

事故に注意

特に小型犬や子犬・子猫では落下や踏み付けなどの事故が起こりやすいです。子どもが来る場合や、大人数が来る場合には、事故に注意が必要です。場合によっては、事故を防止するために、みんながいる部屋には入れないようにした方がいいかもしれません。

異物などの誤食に注意

ホームパーティをする場合には、ペットがいろいろなものを食べてしまわないように注意が必要です。

竹串やつまようじなどの尖ったもの、チョコレートや玉ねぎなど中毒を起こすもの、脂の多い消化に悪いものなどは間違って食べてしまわないように、特に注意が必要です。子どもや酔った人が与えてしまったり、落ちたものを食べてしまったり、ごみに捨てたものをあさってしまったり・・・。人のものを欲しがるペットであれば、飲食中にはケージの中や別の部屋にいてもらう方がいいでしょう。

ストレスによる体調不良に注意

家に知らない人が来た場合、ペットの性格によっては大きなストレスを抱えます。特に猫は大勢の人が来たり大きな声でしゃべることでストレスになってしまうことが多いです。

知らない人が苦手な動物を飼っている場合には、来客中はできるだけ静かな他の部屋でゆっくりさせてあげましょう。

GWにペットが調子を崩してしまったら

ゴールデンウィークに体調を崩してしまった場合に、できることは以下の通りです。

かかりつけの動物病院に電話

休診日でもまずはかかりつけの動物病院へ電話をしてみましょう。動物病院によって対応は違いますが、うまくつながれば診察してもらえることもあります。

当院では、5月3~5日はお休みをいただいていますが(5月6日は午前・午後も診察しております)、その間もできる限り電話はつながるようにしております。近くにいる場合には診察や治療もさせていただきます。まずは何かあればご連絡ください。

インターネットで診察している病院を探す

最近では、祝日でも診察をしている動物病院が増えてきました。「動物病院 お住まいの地域名」と入れていただき、動物病院を検索してみてください。数件当たれば祝日に診察している動物病院が見つかることが多いです。大きな動物病院には365日休みなく診察している病院もあります。

夜間救急動物病院にかかる

夜間救急動物病院の多くが、ゴールデンウィークでも開いています。夜間に調子を崩した場合には、夜間動物病院を受診してください。

まとめ

ゴールデンウィークには調子を崩す子が多いですが、いくつかの注意点を守ることで防げる事故や体調不良もあります。せっかくの楽しいゴールデンウィークが心配で憂鬱なものにならないよう、ぜひ参考にしてみてください。

当院は3日~5日はお休みをいただいていますが、緊急の子のために電話をつながるようにしています。診察が可能な時間帯もありますので、何か体調が悪い場合にはお電話くださいね。

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