飼い主様ができるキャットフレンドリー~愛猫に優しい動物病院の受診方法とは

こんにちは、看護士の山野・金森です。

11月11日(日)の午後から臨時休診をいただき、猫の診察のセミナーを受けてきました。

当日は、猫ちゃんがなるべくストレスを感じない診察方法や純血種の猫ちゃん特有の病気などを勉強してまいりました!

今回のブログでは、セミナーで学んだ、飼い主様ができるキャットフレンドリーな方法をご紹介いたします。

そもそもキャットフレンドリーって何?

キャットフレンドリーとは、動物病院を受診する際、猫ちゃんの恐怖心やストレスが最小限になるような方法・取り組みのことを指します。

当院も岐阜県で唯一、キャットフレンドリークリニックに認定されていますが、その特徴として犬猫完全別室の待合や完全個室の診察室などが挙げられます。

キャットフレンドリークリニックについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね。

キャットフレンドリークリニックとは

飼い主様ができる来院前の工夫

それでは、猫ちゃんを病院に連れてくる前からできるキャットフレンドリーな方法をご紹介します。

①キャリーケースの選び方

キャリーケースを購入する際、以下の特徴があるケースをおすすめします。

猫ちゃんに合ったサイズ

猫ちゃんは自分の体とケースの密着面が多いほど安心できますので、ケースのサイズと体のサイズがなるべく同じになるサイズのケースを選びましょう。

猫ちゃんがフセをした時の身体の長さとケースの横幅が同じくらいの大きさがベストサイズです♪

 

全部プラスチック製である

プラスチック製のメリットは以下の3点が挙げられます。

・猫ちゃんが粗相をしてしまったときに、お手入れしやすい

・ケースから猫ちゃんを出しやすいのでスムーズに診察できる

・車で来られる際に、シートベルトでしっかり固定できる

特に猫ちゃんを車に乗せたときに、大きな声で鳴く子も少なくないのではないでしょうか?

車内での揺れは猫ちゃんにとってかなりのストレスになってしまいますので、以下の画像のように必ずシートベルトでケースを固定しましょう。

上半分と下半分に分けることができる

上下を外すことができるケースは、猫ちゃんをケースから出しやすいメリットもありますが、怖がりの猫ちゃんの場合は下半分のケースに入ったまま処置ができるのでおすすめです。

扉を簡単に外すことができる

これも上記と同じで、猫ちゃんをケースから出しやすいのでスムーズに診察ができるようになります。

猫ちゃんにとって、診察になるべく時間をかけないであげることが、猫ちゃんのストレス削減につながります。

②キャリーケースの置き場

普段使うことがないキャリーケースの置き場、みなさんはどうしてますか?

病院に行く際に、キャリーケースを出した瞬間猫ちゃんが逃げ出す、という飼い主さんの声もちょこちょこ耳にします。

外出の時だけキャリーケースに入れられるのでは猫ちゃんも警戒しますので、落ち着ける場所という印象をもつように普段から目に付く場所に置いて慣らしておきましょう。

その際に、キャリーケースの中に猫ちゃんの匂いのついたタオルや毛布などを入れてあげると、安心してくつろげるようになります。

飼い主様ができる待合での工夫

待合は犬猫完全別室となっておりますが、それでも猫ちゃんにとってはストレスを感じやすい場所。

少しでも落ち着いて過ごせるような方法をご紹介します。

①キャリーケースはベンチの上に

猫ちゃんは高い位置を好む習性がありますので、足元にケースを置いてしまうと猫ちゃんは落ち着いて過ごせません。

できるだけベンチの上に置いて、他の動物と対面させないようにしましょう。

②ブランケットの利用

猫ちゃんの待合には、怖がりの猫ちゃんのためにブランケットを用意しております。

なるべく猫ちゃんの視界を遮るように、キャリーケースにブランケットをかけてあげましょう。

 

③キャットアワーの利用

当院では12月から「キャットフレンドリーフライデー」を行う予定です。

「キャットフレンドリーフライデー」は、金曜午後の15時から16時の間、猫ちゃんだけが受診できる時間帯のことを指します。

猫ちゃんがより安心して受診できますので、こちらの時間帯にご来院することもおすすめです。

「キャットフレンドリーフライデー」についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね!

毎週金曜「キャットフレンドリーフライデー」スタートします

飼い主様ができる帰宅後の工夫

猫ちゃんの多頭飼育をしている飼い主さんの場合、病院から帰宅した猫ちゃんとお留守番していた猫ちゃんが喧嘩をしてしまうという声もよく聞きます。その際の対策方法をいくつかご紹介します。

①別の部屋で24時間離す

受診した猫ちゃんの外の匂いが消えるまで、おおよそ24時間ほどかかるといわれています。

外の匂いが消えるまで、お留守番していた猫ちゃんと別の部屋で24時間過ごさせてから対面させましょう。

②キャリーケース越しに対面

24時間も別の部屋に分けるのは難しい・・・という飼い主さんは、お家に着いたら受診した猫ちゃんをすぐにケースから出さずに、そのままお留守番猫ちゃんと対面させましょう。

お留守番猫ちゃんが匂いに慣れてくれたら、受診した猫ちゃんをケースから出してあげましょう。

③タオルで顔をぬぐう

ケース越しに対面させても喧嘩しそうな場合は、両方の猫ちゃんの顔をタオルなどで交互にぬぐってあげてください。お互いの猫ちゃんの匂いを交互に混ぜることで、お留守番猫ちゃんの警戒心も和らぎます。

④一緒に病院へ

上記の方法をすべてやっても喧嘩してしまう場合は、最終手段として一緒に病院へ受診することをおすすめします。

当院の患者さんにも、付き添いで2頭同時にご来院される猫ちゃんもいますので、こちらの方法もお試し下さいね。

おわりに

飼い主様ができるキャットフレンドリーな方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?

飼い主様のちょっとした工夫で猫ちゃんも安心して病院に来院できますので、ぜひお試しくださいね!

当院では、キャットフレンドリークリニックとして、猫ちゃんができるだけ安心できる環境づくりや、ストレスがかかりにくい診察を目指しております。

今後も、飼い主様、わんちゃん・猫ちゃんに寄り添ったペットフレンドリーな病院を目指して、スタッフ一同精進してまいります。

気になることや、ご要望などございましたら、お気軽にご相談くださいね。

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