兄弟・姉妹のわんちゃん・猫ちゃんの去勢・避妊手術

ここ最近、兄弟・姉妹の猫ちゃんの去勢手術や避妊手術が多く入っています。その中で気付いたことは、「兄弟姉妹の手術を行うなら可能な限り同時に」ということです。

今回は、同時に避妊・去勢手術を行うメリットについてお話ししたいと思います。

避妊手術を終えた姉妹猫ちゃん。2人寄り添って入院中

兄弟・姉妹の去勢・避妊手術は一緒に

当院の看板猫、あいちゃん・びーちゃんは小さいころからずっと一緒にいる姉妹猫です。どちらか片方を連れ出すと、残された子はずっと鳴いて相棒を探してしまいます。ずっと一緒にいる子がいなくなると、残された子も連れ出された子も不安になるようです。

そこで、当院では、兄弟・姉妹猫の去勢・避妊手術は極力同時に行うことをおすすめしています。同時に手術を行うことで、以下のようなメリットが得られると考えられます。

術前のストレスを減らし、麻酔のリスクを低下させる

手術前のストレスは、麻酔のリスクを増加させます。その理由は、

・心臓への負担が増える

・血圧が不安定になる

などといったことが挙げられます。健康な動物の避妊・去勢手術では麻酔のリスクは非常に低いですが、できるだけリラックスした状態で手術を迎えることでそのリスクをさらに低くし、より安全な手術を行うことができます。

術後のストレスを減らし、回復を早める

術後の兄弟猫ちゃん。お互いグルーミングしてリラックスした様子で過ごしています。

一緒に手術を受けることで、一緒のお部屋で退院まで過ごすことができます。普段と違う環境で感じるストレスは、仲の良い兄弟・姉妹がいることで大幅に低下します。術後のストレスが減ることで

・元気や食欲などの回復が早くなる

・術後の傷の治りが良くなる

・免疫力の低下を抑え、術後の感染のリスクが低くなる

など、術後の回復がスムーズになります。

帰宅時のトラブルを防ぐ

動物病院に入院して帰ってくると、病院のにおいがついてしまうため、お家に残った子が警戒したり、喧嘩をしてしまうなどのトラブルが起こってしまうことがあります。特に神経質な猫ちゃんでは、手術に限らず外来治療後にもそういったトラブルが出てしまうことがあります。

麻酔や手術のリスクだけでなく、帰宅後の猫ちゃん同士の関係を良好に保つためにも、同時手術はおすすめです。

兄弟姉妹の同時手術希望があればお早めに

当院では、万全の態勢を整えて安全に手術を行うため、1日の手術件数を1~2件に制限しています。ただし、上記のような理由で、兄弟・姉妹の避妊・去勢手術に限り、最大3件まで受けることが可能です。

同時手術ができる日程は多くないため、お早目にご予約を取っていただく必要があります。ペットに優しい兄弟姉妹の避妊・去勢手術ご希望の方は、まずは一度、早めに電話かご来院いただいてご相談をお願いいたします!

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