1年に1度、犬の飼い主さんに義務付けられている狂犬病予防の受付をスタートしました。狂犬病予防接種の必要性については以下のページも参考にしてみてください。

狂犬病予防はなぜ必要?

当院で行う狂犬病予防接種の培養については以下も参考にしてみてください。

狂犬病予防接種について(お知らせと注意点)

狂犬病予防接種は、集合注射でも動物病院でも打つことができます。基本的にはどちらでも構いませんが、動物病院で打つ場合には以下のようなメリットがあります。

動物病院で狂犬病予防接種を打つメリット

身体検査がしっかりできる

外で行う狂犬病の集合注射では、動物病院のように診察台があるわけではありません。診察台の上では大人しくしてくれる子も、外では嫌がって余り体を見せてくれないこともあります。また、無理な態勢で身体検査をしなければならないため、体の隅々までチェックすることができません。

その点、動物病院であれば診察に適した診察台に乗って明るいライトの下で身体検査や注射ができます。その際に何か異常が見つかることもありますので、特に高齢の犬や普段動物病院へ行く機会のない犬では狂犬病ワクチンの機械にしっかり身体検査をしてもらうといいでしょう。

相談ができる

動物病院では集合注射に比べてゆっくり診察しながらワクチンが打てます。何か気になることがあっても集合注射では相談する時間はありませんが、動物病院であれば獣医師や看護師に相談してもらうこともできます。当院でも気になることに関する相談やアドバイスを行うことができますので、狂犬病予防接種の際に聞いてみてくださいね。

異常があれば検査がすぐできる

集合注射はあくまで身体検査をして注射を打つだけの場所です。もし、何らかの体調不良があった場合や、身体検査で異常があった場合には注射を延期して、動物病院で診察を受けるように指示されます。持病がある場合にも集合注射ができないことがあります。

動物病院では身体検査などで異常が見つかった場合には、どんな病気なのか、あるいは注射が打てるのかの検査をすぐに行うことができます。

アフターフォローができる

動物病院で狂犬病を摂取した場合、何か体調不良が起きてしまったらその病院に相談することができます。集合注射の場合でもかかり付けの動物病院に相談することができますが、打った時の状況がわかっていればどのように対処するべきかの判断がしやすくなります。何かあった時にアフターフォローができるというのも動物病院での接種のメリットになります。

猶予証明の発行も可能

何か持病を持っていて、狂犬病ワクチンを打つことで体調を崩してしまう恐れのあるわんちゃんには狂犬病予防接種の猶予証明というものが発行できます。体調が悪いからと言って狂犬病を打たないというのは、「狂犬病予防法」という法律に反しますが、猶予証明があればそういった心配はありません。

当院が発行した猶予証明書の例

猶予証明書に関しては、猶予した方がいいという獣医師の判断が必要になりますので、動物病院を受診しないと発行してもらえません。もちろん、希望したら皆が皆発行してもらえるわけでないですが、持病のあるわんちゃんを飼っている場合には、無理に集合注射を打とうとせず、動物病院に相談してみましょう。当院でもワクチンのリスクのあるわんちゃんには猶予証明書を発行しております。

ワクチンやフィラリア検査は同時にできる?

混合ワクチンは不可

時々、混合ワクチンと狂犬病のワクチンを同時に打津病院があるようです。ホームセンターなどで独自の集合注射を行っているグループ病院でも同じようなことが行われているようです。しかし、ワクチンとの同時摂取は狂犬病ワクチンの使用上の注意に反した行為になります。

④ 相互作用

本剤と他のワクチンとの同時投与は避けること。本剤注射前に他のワクチンを投与している場合には、生ワクチンにあっては1か月以上、不活化ワクチンにあっては1週間以上の間隔をあけること。なお、本剤注射後他のワクチンを投与する場合には、1週間以上の間隔をあけること

狂犬病TCワクチン ”化血研” 使用説明書より

これは、ワクチンを含めた薬を使用する獣医師が守るべき使用法であり、これに反して打った場合には体調を悪化させてしまうリスクがあります。実際には同時摂取で問題になることは少ないようですが、当院では必ず間隔をあけて打つようにさせていただいております。

フィラリアの検査は同時にできる

フィラリアの検査は少量の血液を取ることで行います。犬の体に何かを入れる訳ではないので、狂犬病の予防接種と同時に行うことは問題ありません。また、フィラリアのお薬に関しても使用上の注意には何も記載はありませんが、ワクチン接種の当日は嘔吐などの副作用が出る可能性もありますので、翌日以降の方が安心でしょう。

動物病院で狂犬病ワクチンを打つデメリット

待ち時間が長い可能性

動物病院には狂犬病のワクチンだけではなく、もちろん病気の犬や猫も来ます。集合注射には病気の診察のために来る犬はいないため、集合注射に比べて、動物病院では待ち時間が長くなる可能性があります。

特にフィラリアの投薬が始まる5月には動物病院はかなり込み合います。動物病院で接種するのであれば、待ち時間の比較的短い3~4月の早めのタイミングで行うことをおすすめいたします。3月~4月上旬であれば、当院での狂犬病予防接種の待ち時間は5~15分程度になっております。

集合注射よりも少し費用が高い

動物病院で混合ワクチンを打つ場合には、集合注射よりも費用が多少高いことがあります。当院でも登録・更新代行手数料として税込み500円プラスでいただいております。普段であれば、身体検査や健康相談をするために診察料や再診料として600円~1,000円かかりますので、税込み500円で身体検査や健康相談ができる機会と考えていただき、気になることは狂犬病ワクチンで来院した機会に聞いていただければありがたいです。

集合注射がおすすめな人と病院接種がおすすめな人

集合注射か動物病院、どちらがおすすめなのかをまとめておきます。

● 集合注射がおすすめな人

  • 体調に気になることのない若い健康な犬を飼っている
  • できるだけ待ち時間短くぱっと終わらせたい
  • 費用を極力抑えたい

● 動物病院接種がおすすめな人

  • 高齢の犬・持病のある犬を飼っている
  • 体調で気になることを相談したい
  • 丁寧に診察して打ってもらいたい
  • 狂犬病ワクチンを打つことに不安がある
  • フィラリア検査や爪切りなど狂犬病ワクチン以外にもやってほしいことがある

狂犬病予防もお気軽にご相談を

当院では岐阜市だけでなく、各務原市、岐南町、笠松町など近隣市町村にお住いの方にも狂犬病ワクチンを接種させていただくことができます。もちろん、登録や更新、変更なども当院ですべて行うことができます。

狂犬病予防だけで来ていただいても、すべてのわんちゃんの身体検査や健康相談を行いますので、何か気になることがある方はご相談くださいね!また、接種後の体調不良に関しての緊急対応や必要があれば猶予証明の発行も行うことができますので、不安のある方はぜひご相談くださいね。