5月26日きずなのじかん「もし災害が起きたら?人とペットの防災セミナー」

こんにちは、看護士の金森です☆

第13回きずなのじかんには、3組5名の飼い主様がいらっしゃいました。

ご参加ありがとうございました!

週替わりイベント「人とペットの防災セミナー」

今回は飼い主様のリクエストにお応えして、ペットとの同行避難や災害前にできる準備など防災に関するセミナーを行いました。

東海地震は30年以内に起きる??

5月31日に政府が南海トラフ地震の最新の被害想定を公表しましたね。

死者・行方不明者数は最大約23万1000人と地震の規模が大きいことがわかります。(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000033-jij-pol)

南海トラフ地震とは、東海・東南海・南海3連動による複合型地震のことを指し、気象庁は30年以内にこの地震が90%弱の確率で発生すると発表しています。

岐阜市においても多くのペットが被災されると予想されています。

この機会に、ペットも一緒に防災対策を行っていきましょう!

現在の被災状況

国連国際防災戦略(UNISDR)によると、2018年に自然や津波、洪水など自然災害で被災した日本の人口は160万人といわれています(http://rief-jp.org/ct8/86538)。

日本の人口が1億2620万人ですので、およそ80人に1人が被災しているという計算になります。

また、2011年の東日本大震災では、警戒区域内だけでわんちゃん・猫ちゃん合わせておよそ2万頭が被災したというデータもあります(http://inunekoningen2.com/facts/)。

ペットと飼い主が同行避難できないと、災害の犠牲になってしまうペットの数が多いことがわかりますね。

ペットとの同行避難の重要性って?

東日本大震災では、ペット同伴不可の避難所や飼い主の体力的な問題から、避難時にペットを置き去りにしたり、自由にさせてしまうケースが多発しました。

これにより、国は飼い主のもとから離れてしまったペット(放浪動物)の保護にあたりましたが、多大な労力と時間を要することに加え、保護するまでにペットが事故などによって負傷したり、食事にありつけず衰弱、死亡する恐れがあることがわかりました。

そのため、環境省は飼い主にペットとの同行避難を推奨しています。

主な理由としては先ほどの観点に加え、飼い主がペットを手放したことによる精神的不安を減らすためであったり、放浪動物による人への危害防止、繁殖などを防ぐ生活環境保全の観点などが挙げられます。

ペットとの慣れない同行避難のために普段から備えることが大切です。

災害前にできること~健康管理・しつけ編~

それではさっそく、今日からできる災害前の備えについてリストアップしていきましょう!

まずはペットの健康管理としつけの観点から準備できることを挙げていきます。

わんちゃんの場合

・「マテ」「オスワリ」「フセ」などの基本的なしつけ

・ケージの中に入ることを嫌がらない

・不必要に吠えない

・人を怖がったり、攻撃的にならない

・決められた場所での排泄

☆狂犬病予防接種と各種ワクチン接種

☆犬フィラリア症などの寄生虫の予防、駆除等

☆避妊・去勢手術の実施

猫ちゃんの場合

・ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらない

・猫用トイレでの排泄

☆各種ワクチン接種

☆寄生虫の予防、駆除など

☆避妊・去勢手術の実施

 

☆(星)マークがついている項目は最低限行うことをおすすめします。

狂犬病などの感染症や寄生虫などの被害はペットを飼っていない方にも影響する恐れがあります。

感染症・寄生虫予防などを行っていないと、避難所での受け入れが困難になる場合もありますので、しっかり予防しておきましょう!

避妊・去勢手術は、災害でペットが逃げ出してしまったときなど、必要のない繁殖を防ぐために行っておくことをお勧めします。

避難するときの持ち出すものリスト

災害に備えて何か防災グッズなどを準備されていますか?

ペットと同行避難する場合、避難所での生活用品なども準備する必要があります。

避難時に持ち出すものリストを優先度順でまとめましたので、参考にしてみてください。

必要な避難用品

・首輪

・キャリーバッグ、ケージ

・リード

・犬用靴下、バンテージ

バンテージはテーピングなどに使う伸縮性のある粘着包帯です。

避難時、瓦礫や割れたガラスなどの上を歩くかもしれないので、足先の保護のために靴下を履かせるか、

バンテージなどのテープで足先をカバーしてあげましょう。

優先順位1 健康や命にかかわるもの

・療法食、薬

・ペットフード、水(少なくとも5日分)

・予備の首輪、リード

・ペットシーツ

・排泄物の処理用具

・トイレ用品(猫砂等)

・食器

猫ちゃん用のトイレは、持ち運びができる携帯トイレグッズを利用するか、段ボールなどで代用も可能です。

優先順位2 情報

・飼い主の連絡先、飼主以外の緊急連絡先、預け先などの情報

・ペットの写真(印刷物、携帯電話の画像)

・ワクチン接種状況、既往歴、投薬中の薬情報、検査結果、健康状態、かかりつけの動物病院の情報

上記の情報はすべて印刷した紙と携帯電話のデータ情報の両方で保管しましょう。

ペットの写真は飼い主様と一緒に写っている写真もあると、ペットと離れ離れになってしまったときに飼い主さんが判明しやすいので持っておくようにしましょう。

以下の環境省がつくった資料の最後のページに、ペット情報を書き込めるひな形が載っています。

印刷・記入して避難袋に一緒に入れておきましょう。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a/b-3b.pdf

 

優先順位3 ペット用品

・タオル、ブラシ

・ウェットタオルやコットン

・ビニール袋

・ペットの匂いがついたグッズ(おもちゃなど)

・洗濯ネット

・ガムテープやマジック

洗濯ネットは主に猫ちゃんが屋外で獣医師に治療してもらう際など、逃げ出さないように使用します。

ガムテープはキャリーケースなどが壊れてしまった場合やケースのドアの補強などに使えるので、

一つ持っていくと安心です。

避難における情報収集を行いましょう

岐阜市では避難所の管理をすべて各自治体に任せています。

そのため、ペットと一緒に避難場所で過ごす「同避難」ができるかどうかは、飼い主さんが所属する自治体に問い合わせる必要があります(「同避難」は避難場所までペットと一緒に避難することを指します)。

避難方法など自治体への確認の仕方がわからない場合は、各自治体が行っている避難訓練に参加しましょう。

その際に確認するポイントは以下の通りです。

自治体に確認すること

・避難所でペットの受け入れが可能か

・避難所での飼養環境

飼主さんが各自で確認すること

・避難所までの所要時間

・避難路の危険な場所の把握

→わんちゃんを飼っている場合、お散歩のついでに避難路をチェックしましょう

・ペットの同行が不可能になった場合の避難先や預け先の想定

→親戚や友人など複数の一時預け先を探しておくといいでしょう

 

また、災害時は近所の人との協力、助け合いになります。

上記の確認事項のほか、日常的なご近所づきあいをし、顔見知りや飼い主さん同士知り合いをつくっておくといざというときに心強いです。

自然災害はいつどこで発生するかわかりません。
ペットと家族のために、災害に備えておくようにしましょう!

実際の避難場所での過ごし方やそのほかの災害対策など、もっと知りたい方は以下の環境省の資料を参考にしてみてくださいね。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a/a-1a.pdf

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002/0-full.pdf

次回のきずなのじかんは?

次回のイベントは、6月9日(日)「第1回犬種オフ会 プードルさん大集合☆」を行います。

当日はみんなで遊んだり、写真撮影したり、プードルあるあるなどを語りましょう♪

プードルさんに多い病気の勉強会も行いますよ✨

こちらのイベントは、事前予約制・先着7名様限定イベントとなっております!

プードルを飼っている方はお気軽にご参加くださいね🌟

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