マイクロチップについて
マイクロチップとは
マイクロチップの設置方法
マイクロチップにかかる費用
マイクロチップにかかる費用は以下の通りです(すべて税抜き価格)。
●マイクロチップ代金:3,000円
●注射料金:1,000円
●再診料:600円(初診の方は初診料1,000円になります)
避妊・去勢手術など麻酔時にマイクロチップを設置する場合には、注射料金の1,000円はサービスとなり、マイクロチップ代金の3,000円のみとなります。痛みもほとんどなく、安全に入れることができるので、手術と同時のマイクロチップ装着がおすすめです。
また、マイクロチップは装着しただけでは単に番号がわかるだけであり、あまり意味はありません。情報登録は飼い主様が行っていただく必要があり、病院でかかる費用以外にデータ登録料を郵便局で支払っていただく必要があります。
マイクロチップ装着のメリット・デメリット
マイクロチップのメリット
●迷子対策
マイクロチップの最も大きなメリットは、迷子になった時に見つかる可能性が高くなるということです。
マイクロチップリーダーは、動物病院や警察署、保健所などに置いてありますので、保護された犬や猫がそういった施設に持ち込まれた場合には、飼い主さんの情報がわかり、飼い主さんのもとに帰ってくることができます。
●痛みや違和感・副作用などがない
マイクロチップの設置には、注射の痛みがありますが、マイクロチップが入っていても痛みや違和感はありません。また、ワクチンのような副作用も報告されておらず、現在のところ設置場所に炎症や腫瘍ができてしまうということもないようです。
●初期費用以外には費用は掛からない
マイクロチップは最初に装着料とマイクロチップ代、登録料を払えばその後費用が掛かることはありません。データの変更(飼い主変更や住所変更など)にも現在のところ費用は掛かりません。
マイクロチップのデメリット
●MRIを撮る時に邪魔になることがある
マイクロチップは、MRIの画像に影響することがあります。そのため、MRIを撮る際には一度マイクロチップを除去してから撮影する必要があります。実際にMRIを撮影する必要が出てくる犬や猫は1%もいないため、大多数のわんちゃん猫ちゃんにはあまり関係のない話にはなります。
レントゲンやCTには、マイクロチップは写りますが、撮影に影響することはありませんので心配ありません。
●初期費用が掛かる
マイクロチップの装着および登録には総額4~5千円の費用がかかってきます。
●痛みがある
激痛ではありませんが、痛みに弱い犬や猫の場合には嫌がって暴れてしまうこともあります。避妊・去勢手術などと一緒に行うと痛みはありませんので、避妊・去勢手術を考えられている方には手術時接種をおすすめいたします。